2011年6月29日水曜日

陸前高田へ、大槌へ

このまごころ便のホームページには、現地の活動の様子などはあまり書いていない。

活動内容や具体的なプロジェクトについては、ぜひとも遠野まごころネットのホームページをみていただきたいです。

まごころ便のメンバーは、陸前高田や大槌、釜石などの沿岸被災地へいくことが多いです。

ほとんどが家屋整理や泥だし、清掃などの作業をすることが多い。
それぞれの現場の隊長さんが、最低限の救急処置や危機管理をしてくれる。
このような人たちも、ひとりのボランティアだ。

「~したらいいのに」というグチをまごころネットで発すると、
「じゃあ、それをしてください」と言われます笑

「~します。手伝って。」といえば、
「じゃあ、手伝います。」と、必ずリアクションがあります。

ボランティアセンターにマニュアルはありません。
素人が気づいたことを行動に移し続けてきた結果がいまのまごころネット。
運営に終わりや最高はありません。
better than bestの気持ちで、現地でがんばっているコーディネイトさんたちがいるから、私たちは気持ちよく活動できます。
これだけは忘れてはいけません。

2011年6月28日火曜日

6便の運転ボランティア

出発の朝、前回の剣菱ボランティアのUさんがまさしく剣菱を持ってきてくれた。
ゼリーもたくさんあった。
ありがとうございます!!

話は変わって、

ボランティアはできることをできるだけやればいい。

その人ができると思っていればできるし、できないと判断できればしない。
「いわれたらしないが、いわれなくてもするのがボランティア」

こんな格言を聞いたことがあるが、6便の運転ボランティアさんのみやさんは、この言葉に見合うような、永遠に語り継がれる伝説のドライバーになった。

みやさんのおかげで、ハイペースで活動を続けてきたスタッフに少し余裕ができた。

バスの中でゆっくりできた。

スタッフにとって、6便は休憩便となりました。

休暇をありがとう、みやさん!!

2011年6月24日金曜日

5便、スタッフとボランティアさんを1人置いてお別れ

5便にも、続けて作業がしたいというボランティアさんがいた。

頼もしい限り。

さらに、今回はスタッフみつきも現地に残った。

ドライバースタッフが2人しかいないことが問題だったため、遠野のドライビングスクールで、ボランティア活動をしつつ、バス運行の免許を取るためだ。

決まれば、即実行。

彼は、まごころネットの中で「マッサージします」という看板を胸と背中にかけながら、うろちょろしていると思われます。

雨の中でも元気いっぱい!

2011年6月23日木曜日

第5便は雨模様、でも、、、


まごころネット代表の佐藤正一さんです。

ぜひとも、耳を傾けてください。

さて、5便については、初日は強風で午前中断、二日目は雨で作業中止という、やる気満々で来られた方にとっては少しがっかりな便となってしまいました。

しかしながら、さすがのボランティアさんたちは、休むのも待機するのもボランティア、という構えで来ているので、何も問題はありませんでした。
激安お酒販売店で、ゆっくり交流をはかり、できることをしようと寮の掃除をし、ちょっとした観光にも出かけた。

そういえば、すごすぎるランナーもいたし、釜石の学校にちょくせつ訪問した先生もいた。

みんな、時間の使い方がうまい。

不平を言ったりしない。

5便は学ぶことが多かったですし、ボランティアの本領も発揮されたといえると思います。

また、動画の言葉からもわかるとおり、遠野の方々はひとりひとりのボランティアを本当に大事にします。

大雨で中止になっても、被災地を回るバスツアーを決行し、現状とボランティア活動の経緯を説明してまわる。

こんなありがたいボランティアセンターも、そうあるもんじゃない。

ありがとう、佐藤代表をはじめ、まごころネットのみなさん、そしてそこを支える多くのボランティアの方々。

2011年6月22日水曜日

まごころ寮では本当にお世話になりっぱなし

現地での受け入れに尽力していただいているのは、まぎれもない、まごころ寮のスタッフの方々だ。

連日の団体受け入れや環境維持、まごころネット本部とのつなぎ等を業務として行っているスタッフ。

私たちは、遠野のスタッフの方々に感謝しなければならない。

気持ちよくボランティア活動ができるのも、受け入れがあってのこと。

これから参加されるボランティアさんも、自分たちが維持していく寮なんだ!という気持ちを忘れずに、積極的に寮の運営の補助をしていってほしいです。


食事の割り振りまで考えてくださる

関係ないが、時間が空けばいくようにしている、銭湯

2011年6月21日火曜日

第5便にもYさん、そして弁当

出発の朝、

前々回参加者の最強のボランティアYさんと、前回参加者のKさんが見送りにきてくれた。
また、小野市からは、いつも料理長に野菜などを届けてくれるTさんの姿も。いつも吉本新喜劇なMさんも。

本当にありがたいです。

初めてボランティアに参加する方々は、何か感じているのだろうか。

スタッフ若者3人は、ガンガン感じています。


この日は、広報担当のユウコから、同行スタッフに弁当の差し入れがあった。

実は若者3人の最近の懸念材料が、行き帰りのSA・PAでの食事。

とにかく日々節約モード、外食禁止モードに入っている若者にとっては、1日SA・PAで食事を買うのは身体にも財布にも負担となっていた。

うわさによると運転スタッフのお腹周りは、変な脂で大きくなってきたらしい。
7分の2がこんな食生活だと、身体にも影響が出てくる。
そのくせ財布が泣いている。

これは危険だ、ということで、ユウコが弁当を作ってくれた。
やっぱ家で炊いたお米が一番うめ~~!!

これからはおにぎりを持っていくようにしよう。

弁当最高!被災地では自然にやさしい農業、地域で回る商いの復興に力を入れています。自炊はその第一歩!






2011年6月17日金曜日

mixi?facebook?

今回の便では、参加者の1人が、まごころ便のネットワークを維持しよう!
ということで、mixiやfacebookなどのSNSでのつながり構築の第一歩を踏み出してくれた方がいた。

幹部の若者3人は、こうゆうのにはあまり強くなく、マメにチェックができないタイプが多い。

今回は女性が率先して行動してくれて、今後のつながり維持に貢献していただけるみたいだ。

詳しくは、それぞれのコミュニティで、「まごころ便同窓会」で検索を!!


またまた多彩な方が集まりました。

2011年6月16日木曜日

まだまだ瓦礫撤去や家屋整理が続く

大槌桜木町の作業が続く、、、

朝のミーティングの様子

静岡の団体のボランティアさんと作業をした。
遠野の伊勢崎さんの指示で、草刈や掃除をする。花芽のあるものや、もともと栽培していた野菜は植え替えた。

2011年6月14日火曜日

第4便

まごころ便の朝はいつも感動から始まる。


若者3人が勝手に始めたバスを、参加者が見送ってくれる。。。

このつながりを感じた時に、とてもうれしい気持ちになる。

思い返せば、第1便の4人の熱い熱い想いがなかったら、ここまでたどり着くことはなかった。


4便の朝、前回の参加者で「ボランティアの鑑」と呼べる人が見送りにきてくれた。
この方は、自分の判断で、自分で考えて、その内容を周りにしっかり伝えて、行動できる方だ。

それは勇敢な姿ではない。
力強い作業ではない。
特別な技術ではない。
スマートな言葉ではない。

この方は謙虚に、「疲れたから休みます」、と言うことができる。

この一言を発することのできる方だ。

まごころ便の乗車前に、「自分には~ができない」と明確な判断を伝えてくれた方だ。

周りのペースに無理に合わせず、自分との対話を繰り返す。

その範囲で、できることはなんでもする。

その気概には本当に脱帽だ。

この方が見送りにきた。
どこまでも自分のできることをしていくような方だ。

ありがとうございます。

想いは確実に運びます。

スタッフがボランティア食堂のための食材(山菜)を採りにいった。その時に写した遠野の景色

2011年6月10日金曜日

第3便のみなさん、さようなら~

あっというまの第3便。

帰宅当日の朝、静岡ボランティア協会の幹部のみなさまからご挨拶をいただいた。

帰りのバスも、わいわいがやがや。

大家族。

渋滞等で神戸に到着した時間が遅くなってしまった。
予定通り自宅に帰られなくなった参加者もいたみたいだが、参加者同士でご飯食べたり、送迎してあげたりし合ったそうだ。

とことん、ボランティアでした。


静岡県ボランティア協会の幹部の方たちと共に


2011年6月8日水曜日

老若男女、多種多様

まごころ便は、本当に多種多様です。

3便のメンバーは本当に多彩!


看護師もいる。

広島から来た兄妹もいる。

未成年のむすめもいる。

お坊さんもいる。

福祉施設で働いている方もいる。

身体がもともとあまり強くなくても、できる限りのことをしようと決心してた方もいる。

調律師もいる。

外国人被災者支援経験者もいる。

兵庫県のふるさとで畑をする方もいる。

友人同士の参加もある。

常にお接待をしていただける方もいる。

仕事を求めるおもろいパパもいる。

パワフル体育教師もいる。

笑顔のバラバさんがいる。


み~んな、すばらしい仲間です!!

この日は大槌町に作業にいった

2011年6月7日火曜日

第3便、奇跡の出発!?

第3便の朝、集合場所にいくと、、、

もしや、、、

第2便の参加者micchieがそこにいた!

でも参加者の数が1人足りない。

10分経っても連絡がとれない。

バスは遅れることができないので、とりあえず出発した。

そこから奇跡は起きた。

micchieが三宮でバスを見送った後、もうひとりの参加者に偶然出会った。
朝のラッシュでバスが遅れたようで、どうすればいいかわからない状況に、micchieの一言

「わしの車で追いついたる!!」

実は3便は、参加者の人数の関係上、バスに加えて乗用車一台が出発していた。

乗用車は遅れて遠野に到着しても問題なかったので、その乗用車にmicchie車が追いつこうというのだ。

吹田のSAで乗用車とmicchie車は合流。

遠野についた時には、すでに参加者全員が集まったのである。

micchieの行動力と参加者の熱い気持ちが作り出した奇跡。

各便は、乗車するボランティアだけで成立しているわけではないことを、とても感じた。

ありがとう、micchie。

2011年6月3日金曜日

第2便、おつかれさま

まごころ便の朝は早い。
神戸へ帰る金曜日は6時にバスが出発する。

最後に記念撮影。
朝日を浴びて、いい顔です。

でも、でも、
神戸に戻ってからが本番です。
ぜひ、まごころ便の経験や被災地での感覚を生かしてください!

この後、渋滞にまきこまれながらも13時間ほどで神戸に帰った。
みなさん、お疲れさまでした。
micchiとS君がいません泣

2011年6月2日木曜日

支援に国境なし

2便の二日目は、朝から雨模様、、、

みんな、「活動中止」の言葉が頭をよぎる。

スタッフも朝からやきもき。

たった2日間の活動だから、できるだけボランティア活動をしてほしい。
でも無理はできない。
もしもの時はゴールデンウィークの時に鍛えた遠野観光コースを進めるしかない。

朝、バタバタして、まごころネットの事務局に問い合わせると、、、

「中止ということは今のところありません」

とりあえず、よかった。

もちろん、雨で中止になっても、まごころ便の中で文句を言う人はいない。
活動しないのもボランティアだからだ。

結局、ドロ出しや家屋整理をして、2日目は終わった。


そして夜。
1便目の参加者の想いからスタートして、いまも続いている、恒例の打ち上げ。

2便の参加者の中にドイツからの青年がいて、彼が歌いたいと言い出した。
まさかのカラオケ。
しかも演歌やアニメソング。

つたないが、意味は完璧にわかるという。
演歌の情緒や無常感、婉曲表現もわかるという。

彼の勇気で、2便の団結力はヒートアップ。

彼は日本が大好きで、何度も日本を訪れている。
今回の震災では、何かできないかと、ずっと考えていたようだ。

うん、支援に国境はないな。

被災地では口数少なく黙々と活動していたのに、マイクを持たせると、、、

2011年6月1日水曜日

まごころだね!!

第2便のメンバーは、とりあえず釜石方面に向かったようだ。
家屋整理のような作業だったようだ。

スタッフはまごころ広場うすざわと周辺の畑に向かった。

このまごころ広場には、噴火被害のあった新燃岳の野菜や支援物資をもとに運営されている、オープンスタイルの空間だ。
被災者と支援者の壁を越えて、豊かな関係性が生まれている。

被災地に置かれている、まごころ広場の看板

また、まごころネットのプロジェクトで、まごころだね!というのがある。
仮設住宅や被災地に畑をつくり、みんなでそこの世話をする。
今日は、その土おこしと種植えをおこなった。

復興に、間違いなく必要な活動だ!ということで、これからも応援していくつもりだ。
自家採取できる種を植える、自然農法を進める農家さんたち