2012年8月12日日曜日

仲村さんの報告、完璧

、8/11(土)
朝、とうわボランティアの家に着き、ボールやまな板等を借用、笛吹峠を通り10時過ぎに釜石の仮設団地へ。いつもの仮設は盆休みとのことで、今回は「栗林町第4仮設団地」へ。
道具や竹をバスから降ろし、私は不足している道具や材料の買出しで近所にできているホームセンターとスーパーへ。買出しから帰ってくると、地元の方たちや学生たちで、竹を完璧に加工してくれていた。今回、竹の加工が一番不安な部分だったが、逆に期待していた部分でもあり、期待通りにやってくれており、何の心配もすることなかった。
流しそうめんは、途中足が倒れて崩壊したりもしたが、地元の方たちがおいしい、おいしいって言って食べてくれ、子供たちや、一緒に行った学生たちもメッチャ楽しんでおり、大成功。ここまで上手くいくとは…。
その後、大学生たちが企画してくれていたビンゴゲーム大会。この景品は、この大学生たちが主催で8/5に開催した「2012 日韓チャリティチュクチェin OSAKA ~東北に届けよう!日韓の絆~」での収益金や募金で購入したみたい。ビンゴゲーム大会も、地元の方たちがメッチャ喜んでくれていた。
子供たちもたくさん居て、大学生たちがサッカーやドッジボールをして遊んであげていた。子供たちがこんなに元気にたくさん遊ぶのを見るのは久しぶりだと、地元のお母さんたちが言っていた。
活動終了後は、最近毎回行っている大槌町赤浜地区の岡本酒店へ。若干自由行動っぽくしていたら、被災地へ初めて行った学生たちは方々へ散り、基礎だけとなっている住宅跡地や沿岸の現状をじっくり見ていた。
この日は、釜石市の鈴子公園で「三陸海の盆」が開かれており、その会場へ。で、その会場のところにある、いつもの「海舟」で夕食。いつものことだが、やっぱり美味い。「三陸海の盆」については、ステージで踊っている人をちょっと見ただけ。。
この日はLIGHT UP NIPPONの、被災地の沿岸各地で花火大会が開催される日で、私たちはバスで花火が見えるところへ移動。 …このとき既に酔っており、花火をあまり覚えていない。(反省)
東和町へ戻り、東和温泉で入浴後、とうわボランティアの家へ。ぷりりんとエルヴィス中野先生が弾き語りをしてくれたり、みんなで飲んで喋って、長い一日が終了。





8/12(日)
大学生たちは、宮城県へ行くとのことで、JR新花巻駅まで送り、そこから別行動。
私たちは釜石のボランティアセンターへ。この日与えられた活動は、前日の花火大会の会場の、花火の残骸の回収作業。GINGA-NETや個人で来ている人と合流し、計15人ぐらい?で花火大会会場へ。花火の残骸がこんなに多いとは知らなかった。全国各地での花火大会でも、次の日は誰かが清掃を行っているのだろう。そういえばたつの市の花火大会の次の日は「クリーン作戦」とかいう一斉清掃をやってたな。
活動は昼で終わり、釜石駅の近くでみんなで昼食。その後、エルヴィス中野先生は次の日に用事があるとのことで、釜石駅から陸路で帰宅するとのことで、釜石駅でお別れ。それから、陸前高田を経由し、平泉中尊寺へ。着いたのは夕方だったが、凄い人。一通り見学したが、さすが世界遺産、寺とか元々全然興味ない私でも、建物の造りとか、かなり凄いものだということは分かった。
帰りに、北上市内で牛タン専門店「佐助」で夕食。これまたメッチャ美味い。普通の焼肉屋の薄っぺらい牛タンとは違い肉厚のやわらかい牛タンと、コラーゲンたっぷりのテールスープ(はい、来月絶対この店に連れて行って!と思った人、手を挙げて(^^)/)と、麦飯という、美味くて健康的なメニューでした。
http://www.gyutan-sasuke.com/
東和温泉で入浴後、とうわボランティアの家へ。いつものように、管理人さんと、ポン菓子の塚本さんと一緒に酒を飲み、色々変わったものを食べさせてもらった。いつもいつもすみません…。

前日に花火を楽しんだと思ったら、翌日早速花火の片付け作業
作業が午前で終わったので、歴史が大好きな周平DAYと題して世界遺産へ
8/13(月)
朝5:45出発し、福島へ。JR福島駅で大学生たちと合流し、二本松市の、前回話しを聞いた、「ちたた農園」近藤さんのお宅へ。実際に原発の被害を受けている人の意見は、私たち直接被害を受けていない人には分からない部分とか色々聞かせていただき、参考になった。
北陸道、名神を通り、京都の竹田駅で2人降ろして、三ノ宮駅で解散。ぷりりん、尾澤代表、細谷親子を自宅まで送って帰宅。いつも通り、楽しい4日間だった。たつのの流しそうめんも大成功で良かった。
ご自宅にまでお邪魔させていただきました

2012年8月11日土曜日

32便エルヴィス中野'S REPORT


まごころ便に何度かご乗車いただき、名前の通りいつも美声を聞かせていただいているエルヴィス中野(正体は学校の先生です)。
32便にもご乗車いただき、初日のすばらしいレポートをいただいたので、掲載します!
(32便の独自のページには、写真入ですべて掲載しています。このページの写真は代表撮影)



「鵜住居&西日本の交流」第五回のまごころ便は、兵庫県たつの市で切り出した竹と「揖保の糸」12名を乗せ、午後7時半に三宮を出発。その前に新開地「被災地NGO協働センター」での講演「阪神淡路大震災のボランティアと復興、そして東日本大震災」(村井雅清代表)を聞き、持続する活動の意味を考えました。

3名の運転手による安全運転で、午前7時には花巻市の南にある今回の宿泊先、「とうわボランティアの家」に寄り、大鍋などをお借りして釜石でプロパンガスを仕入れ、朝10時に釜石市鵜住居町栗林第4仮設住宅へ到着。

みな素人です。苦労して大竹を割り、流しソーメン装置!を組み立てるのにひと苦労。仮設の方が足りない斧やのこぎりを加えてくれ、気付かなかったサンドペーパーで角取りもし格闘の末、何とか9メートル(3m×3)の立派な仕掛けが12時前に完成しました。(但し3回も崩れてしまった微妙な出来具合いはご愛嬌。)

お椀も小学生の男の子たちが竹を切ってたくさん作りました。

一方、「揖保の糸」を大鍋でゆでるのは専ら仮設のお母さん方が手際よく、絶妙な勘でしていただき、きざんだキュウリやトマトにネギ、ワサビ、ショウガの薬味の用意も万全。写真のとおり大人も子供も「美味しい!美味しい!」の連発で大満足。田畑を渡る涼しい風と深い山の緑に包まれて兵庫の味を堪能していただきました。

各戸に呼びかける時には、尾澤代表が「~山は川も恋人。水害と森に向き合う~」のチラシを用意し、昨年8月の台風9号による豪雨の大きな被害と復興で語られた山の保水力、森や里山が人間にも大切なものであることを考えていただきました。

お腹が満たされた後は、同乗参加の関西外大の大学生グループ(半数以上が在日韓国人3世の気立てのよいスポーツ青年)が子供たちと上手に仲良くなり、サッカーパス、ドッジボール、缶ケリで遊びまわり、豪華賞品付のビンゴ大会が始まりました。

最初から10人くらいはすべて仮設の人たちが「ビンゴ!」。まごころ便のメンバーにたくさんビンゴが出たらという心配は無用の盛り上がりでした。(豪華景品は岩手産米「一目ぼれ」、はちみつ、柚子ジャム、醤油、カップラーメン、韓国で大人気の美肌化粧品、韓国海苔等など)


出発式・神山さん・杉野さん・別府さん、差し入れ&見送りありがとうございます!

竹切りも、地元のおばあちゃんが得意

子供も、支援員さんも、お手伝いいただきました

親子で参加の細谷ファミリー

子どもも一緒にわいわい

ビンゴゲーム!

大学生が子どもに大人気

長田区とご縁のあるボランティアさんと出会う。大槌に住んでいるらしい。すごい。(左の女性)
シンガーピカチュウのお隣が、シンガーエルヴィス中野