2012年9月21日金曜日

10月はお休みです、、、

10月はまごころ便、欠便です!
一息入れて、また11月に予定したいと思います。

他の団体で10月に出すところもあるみたいですし、個人で行ってできることもまだまだあります。
見えないニーズもあるかもしれないので、お気持ちのある方はバスの予定に関係なく、どんどん行っていただければと思います!

私たちも小さなことしかできていませんが、活動のこととかで何かご相談等ありましたら、ご遠慮なく言ってください。

2012年9月17日月曜日

菅野瑞穂さん、ありがとう!

最終日は、福島県二本松市で農業をしていらっしゃる菅野瑞穂さんのお話を聞く機会をいただきました。

晴天に恵まれたこの日、道の駅ふくしま東和で瑞穂さんとお会いした後、まずは地域の取り組みからお話を伺いました。

有機農業を基本とした地域作りのお話から始まり、放射能対策、被災者支援、復興活動など、基本となることをお聞きしました。

放射能測定については、なかなか見る機会もなかったので、参加者の方々も集中して質疑応答等していた様子でした。

そのあと、一緒にバスで移動しながら、実際の風景を眺めながら、二本松のことをアナウンスしていただき、瑞穂さんのホームベースである遊雲の里ファームに到着しました。

そこからは言葉というより、その風景・自然環境に圧倒されたという感じでした。
美しい山並みの中にある田畑。
緑と青の景色。

天気も良かったこともありますが、とても気持ちのよいところなのです、

しかし、忘れてはいけないのは、放射線量。
瑞穂さんは、随時線量計を持ちながら、事実を淡々と伝えてくれました。

それが危険なのか、安全なのか。
半端な説明や態度は示さず、事実に正面から向き合っていました。

その中でできることをしていく、放射能を克服しようとする姿勢を見せていただきました。

関西にいてると、あまり聞くことのない話が多かったと思います。

やはり当事者の話を直接聞かなければわからないことは多いです。

瑞穂さんはこれからも福島や農業を伝える活動をしていきたいということです。

ぜひとも関西からも応援していただければと思います。




美しい景色の中でも、線量計は肌身離さず。

採れたてのトマトをたくさんいただきました。
甘くておいしい!!

一番左が瑞穂さん。さわやかでアグレッシブ。日本の農業の未来です。


2012年9月16日日曜日

月見団子、大成功!



子どもからお年寄りから、みんなで団子作りに挑戦。
おばあちゃんは慣れたもの。
中村君も子どもたちとおおはしゃぎ。

秋の味覚を集めたけんちん汁も作った。
現地のお母さんたちと井原親子にお任せて、おいしく完成。

人気のハンドマッサージ杉野さんも団子をつまみ食い。
神戸フリースクールの先生は、自発的にいろいろ見て回ってました。
そんな先生の背中を見て育ったのか、一緒に来た女生徒も勝手にこのような団子を作っていました。
うさぎもいいですけど、この顔もいいですね。
師弟ともに、しっかりフリーです。

2012年9月15日土曜日

YUMIさんのレポート

今回初参加のYUMIさんとは、ちょうど一年前のまごころネットの関西同窓会での集まりで、檀上でスピーカー同士としてお会いしてからのご縁でした。
YUMIさんのお話が印象的だったので、よく覚えていて、僕も勝手にコメントを入れたりしたような記憶があります。
そんなYUMIさんに今回まごころ便に初めてご乗車いただけました。
継続してまごころネット関西事務所で活動を続けているYUMIさんのレポートを、引用して載せさせていたきました。
YUMIさん、関西事務所のみなさん、ありがとうございます!


被災地レポート · 番外編 · 20129

~関西同窓会メンバーのボランティア体験記~

 まごころ便33便で釜石と二本松に行ってきました。
 車中泊を含めて34日、以下のようなスケジュールで活動してきました。

91419時三ノ宮集合。不良ボラ経験者2名が見送りに来てくれた。途中、福井県の南条SA1人が合流。合計12名の参加。マイクロバス、2席を一人で使わせてもらえたので楽でした。
 そのうち代表の尾澤さんとベテランボランティアの仲村さんがきちんと2時間交代で長距離運転を担当してくれました。なので、お手洗いの心配もありません。

②宿泊所となる「とうわボランティアの家」で炊き出し用の機材を運び入れ、釜石ボランティアセンターへ9時ごろ到着。12名を2班に分け、炊き出しグループとボラセンでの活動とにわかれる。私は鵜住居での炊き出しに参加。月見団子とけんちん汁を仮設住宅にお住まいのみなさんと一緒に作りました。
 13時半ごろ、釜石市で開かれる「街コン」に参加する方以外は、思い思いに行動。

 私は昨年の4月に避難所で出会って以来文通をさせていただいている女性に会いに行きました。バスを途中でおろしてもらうなど、柔軟な対応にも感謝。3時間半、話し通し。楽しかった。震災当初のこと、これからのことを前向きに話して下さいました。

 夕食は海鮮居酒屋?「海舟」へ。4月にお世話になった遠野まごころネットのプレハブの食堂でお世話になった親子が、再開したお店だった。嬉しい。
 海産物が本当においしい。マンボウなど珍しいものもいただいた。どれも新鮮でおいしかった。
http://kamaishi-town.com/archives/6946409.html

 東和IC近くの「とうわ温泉」(500円)で入浴。
 東和ボランティアの家で宿泊。お布団を貸していただけるので、寝袋の持参も不要です。
③朝6時半出発、釜石のボランティアセンターに8時半ごろ到着。
 今日は、ボラセンからの活動に参加。不良ボラ6名に1台のワゴン車が貸し出されて、各自で移動。室浜という地域の海岸の清掃作業「B1プロジェクト」に参加。
 B1=ビーチ。近くの海水浴場の砂が津波で持って行かれた。もとに戻すには莫大な費用と年月がかかるため、近くにあり砂浜も残っているこの場所のゴミや雑草を抜いて、ビーチにしようというプロジェクト。他の団体も含めて40~50名の参加があった。
 途方もない作業に思われたけれど、みんなで行うとかなりの範囲が綺麗な砂地となった。地元の方が「来年の海開きを目指している」と聞いて、この綺麗な海がみなさんの憩いの場になることを想像してさらにやる気が出た。
9時半から2時半ごろまでの活動。9月後半に入ったとはいえ、日差しも暑さも厳しいので、しっかり水分補給と日焼け対策をしてくださいね。私は、帽子の中にタオルをぶら下げて首と顔を覆っていました。)

 炊き出し組と15時ごろ合流し、ビーチ組は温泉で汗を流す。そのあと陸前高田へ。夕食は遠野のジンギスカン。おいしかった。とうわ温泉で入浴後、東和ボランティアの家で宿泊。

④朝5時半出発。9時ごと福島県の二本松へ。
 とうわ道の駅で、今日お話を伺う菅野さんと合流。農場に移動し、お話を伺う。

 放射能の問題についてはいろんな考えがある。20代半ばの彼女も不安を抱えながらも、この地で農業をしていくという決心を胸に、今できることを精いっぱい、いろんな人と交わり模索しながらがんばっていた。関心を持ち続けたいと改めて思う。

 11時半ごろ、神戸に向けて出発。22時過ぎ、予定より1時間ほど遅れで到着。

 今回で3度目の岩手。
 2回目訪れた昨年12月、町はグレーの景色でした。
 そして今回、更地となった土地に雑草が茂りグリーンの景色でした。

 今回、1年半ぶりに陸前高田を訪れて、内部を片づけていない状態の市庁舎を拝見し、昨年の4月の様子が目に浮かんできました。人々の生活を感じる、この風景。「残す」ことについても考えさせられました。

 今回は地元の方々と一緒に活動させていただき、みなさまの今の、これからの思いを聞かせていただきました。出会ったみなさまに感謝。

 まごころ便に初めて参加させていただいて、2泊分の着替えだけで身軽に参加できたことをはじめ、現地の方のニーズをしっかり聞き取り、今後を見据えて活動を考えているしっかり者で心の暖かい尾澤さんを中心にしたまごころ便での活動はハード的にもソフト的にも、とても快適なものでした。

 活動内容は毎月変わりますので、ぜひ興味をもたれた方はHPをご覧くださいね。来月10月のまごころ便はお休みですが、毎月1度の運行を予定されています。
http://anythinggoes311.blogspot.jp/

2012年9月14日金曜日

33便、出発です

33便は須磨を舞台にします。

まごころ便の父、神山さんが月見団子を持っていこう!と企画してくれました。

ぜひお願いします!と答えましたが、お月見にも何か復興のヒントがあるのではないか、、、とふと思いました。

いろいろと探っていたところ、お隣の須磨が由緒ある月見の名所だったことがわかりました。

さらにさらに、須磨には「須磨勝手に観光協会」という、なんだか「不良ボランティアを集める会」に似たようなネーミーングの団体があったので、さっそく会いに行きました。

出発当日のお昼に、神山さんと一緒に須磨に行きました。
どんなことをしているか、以下の動画をみれば一目瞭然。

阪神淡路大震災でもいろいろと苦労があったという代表の尾崎さん。
復興への私たちの想いをぶつけると、須磨のプロジェクトでよみがえった味噌を快く提供していただきました。
尾崎さんのまちづくりへの想いを東北に持っていくことを約束し、お別れしました。

そして夜、出発時間に15分ほど遅れてしまったのですが、無事に三宮を出ました。
細谷さんとりっちゃんさんが見送りに来てくれました。
笑い声が絶えない出発だったということです。
忙しい中、来ていただいていると思います。
差し入れ、ありがとうございます!


2012年9月5日水曜日

福島二本松の菅野瑞穂さんのお話

9月便ですが、帰りの福島では
二本松市東和の遊雲の里ファームの菅野瑞穂さんにお話を聞くことになりました。

20代の女性で、大学卒業後、父親が続けてきた有機農業を丸々お手伝いしながら、農業イベントやツアー企画を行い、福島の農の今を伝える希望の星となっている方です。

http://ameblo.jp/yunosato-farm/

ぜひ福島に残っている若者の声を聞いてください。

そこから、関西でできることも見えてくるかもしれません。

残った農家を応援することもよし。
関西に避難している方を応援するもよし。

一辺倒の立場・判断・主義ではなく、多様な方の存在を知っていただければと思います。


ところで、釜石の街コンですが、男性の応募がかなり多くなったみたいで、自動的に受付調整しているみたいです。とにかく、街を盛り上げたい方は、何度か応募にチャレンジしてみてください。
詳しくはQあんどAで↓

《質問》どんな出会いのシステムですか?
〈答え〉ランダムに指定された1店舗約45分間の交流を3店舗回って頂きます。9/14(金)15時に入金を締めきり、独自開発のシャッフルプログラムにより、釜石はまゆり飲食店街の3タイプ(3坪・6坪・10坪)のお店を全て体験出来るよう、また同性異性を問わず各店舗それぞれ初めての方と出会えるようにシステム化されていますので、新たなお店の発見と新しい出会いを楽しむ事が出来ます♪

《質問》成人ですが年齢によって参加に制限はありますか?
〈答え〉年齢制限はありませんので、どしどしご応募お待ちしております!

《質問》遠方ですが飲食店専門の仮設店舗に興味があります。出会い目的ではないのですが参加しても構いませんか?
〈答え〉仮設店舗は2年の期間限定ですので、今しか体験する事が出来ません。また、飲食店街の取り組みや復興への想いを直接感じる事が出来る絶好の機会と思いますので、是非ご参加下さい!

《質問》既婚者でも参加出来ますか?
〈答え〉地域の交流・活性化・震災復興が一番の目的ですので、未婚・既婚を問わず応募可能です。※不純な出会い目的の方の応募は出来ません。

《質問》自動車やオートバイで伺っても構いませんか?
〈答え〉当日は混雑が予想されますので、公共の交通機関を利用するなどのご協力をお願い致しますm(__)m

《質問》服装に指定はありますか?
〈答え〉特に指定や制限はありませんので、お好きな服装で参加されてください。

《質問》「募集を一時的に見合わせております」と表示されて応募出来ません!
〈答え〉異性との参加割合を同等に近づけるため、バランス調整システムが自動的に動作しています。ただし、異性の応募が一定数に達した場合には自動的に応募枠が増えますので応募が可能になります。

《質問》食事や飲み物はありますか?
〈答え〉各店舗ワンドリンクと軽食程度の無料飲食サービスを用意しております。※飲み放題や食べ放題ではありません。

《質問》お酒を飲めないのですが。
〈答え〉各店舗ノンアルコールドリンクを用意しておりますのでご安心下さい。