2013年2月28日木曜日

一区切りの37便、横断便

八女・北九州より、残り3名の募集!!(3月1日現在)
今回は三宮発ではなく、NGO事務所集合ですのでご注意を!(下記参照)

がんばろう西日本!復興キャラバン 小倉焼きうどん・八女茶便
九州北部豪雨・東日本大震災ボランティア報告会in北九州
九州北部と東日本は1000km以上離れています。途中に阪神淡路があります。ボランティアの精神は場所・時代を選びません。各地で行われたこと、相互に支えあったこと。三つの災害から、市民活動・ボランティアの姿勢に学び、これからのよりよい復興のために何ができるか、持続可能な新しい地域社会とは何か、一緒に考えたいと思います。

 九州北部豪雨・東日本大震災ボランティア報告会
・時間:3月7日(木)18:30~20:00(20:00~21:00交流会有)
・場所:北九州市立男女共同参画センター「ムーブ」5F企画ルーム1
・内容:1・17から学んだこと
    3・11の津波、放射能被害、広域避難者とその支援
    九州北部豪雨被災の現状
    これからの地域社会のあり方
    質疑応答・参加者同士の交流
・定員:20名
・料金:資料代500円。交流会参加費500円。当日いただきます。
・申込:氏名と、あれば所属団体をご連絡ください(当日参加可能)
080-1445-0547 anythinggoes311@gmail.com (尾澤まで)
※翌日からのボランティアバスの説明会も兼ねています。参加必須ではありませんが、参加予定者はできるだけお越しください。

・ゲストスピーカ
小森耕太(山村塾事務局長 八女黒木町「笠原復興プロジェクト」主催)
菊堂浩一(絆プロジェクト北九州 伴走型支援事務所パーソナルサポート主任)
辻口知子(日本財団ROADプロジェクト×震つな共同事務局 元スタッフ)
・コーディネーター
 尾澤良平(がんばろう西日本復興キャラバン代表)

☆報告会の後、4F料理室に移動し、「小倉焼きうどん」を料理しながらの交流会を開催します。「小倉焼きうどん研究会」代表竹中康二さまのご協力により、材料調達・調理指導もしていただけることになりました。バス参加者で仮設住宅での料理交流活動を希望される方、「小倉焼きうどん」を体験したい方はぜひともご参加ください☆

※写真展は企画倒れとなりました。申し訳ございません。



ボランティアバスまごころ37便 ~小倉焼きうどん・八女茶便~
 だれにでも参加していただき、どんな活動でもしていただく。まごころ便は17年前の阪神・淡路大震災での130万人ものボランティアの姿勢に学び、「何もできないかもしれないから、何でもできる」をモットーに運行しています。九州北部・神戸・福島・岩手と向き合い、ボランティア活動と復興の様子を体感していただくことで、これからの支援に役立てていただきたいと思います。今回は北九州発祥と言われる「小倉焼きうどん」と、水害からの復興と持続可能な地域づくりを目指す八女の姿を代表して「八女茶」を、さらには神戸の名産「いかなごのくぎ煮」を東日本に運びます。また11日には、油脂作物による放射能からの農業復興を目指す「一般社団法人グリーンオイルプロジェクト」の見学会を行います。

・スケジュール:
3月8日(金)
(5時~) 八女市内の参加者自宅までお迎え
7:00 JR小倉駅集合出発(道中SAPAにて朝食)
13:00 神戸市長田区 名物ぼっかけそばめし昼食と被災地復興観光めぐり
      (長田出身の神山日出男さんの語り歩き)
15:00 神戸市中央区 人と防災未来センター見学
17:45 神戸市兵庫区 NPO法人CODE海外災害援助市民センター訪問
      (事務局次長 吉椿雅道さんより海外復興ボランティア等についてのお話)
19:00 NPO事務所集合出発(道中SAPAにて夕食)
3月9日(土) 
 8:00 岩手県釜石市に到着 朝食
 9:00 鵜住居町仮設住宅、料理交流「小倉焼きうどん・八女茶・神戸いかなごくぎ煮」
          (二手に分かれます。翌日炊き出し活動する方は、ボラセンにてハード活動)
15:00 大船渡市・陸前高田市被災地見学・買い物等
17:00 遠野名産ジンギスカン夕食
20:00 花巻市とうわボランティアの家にて宿泊・温泉有
3月10日(日) 
 6:00 起床 釜石へ移動
 8:00 釜石にて朝食
 9:00 釜石市生活ご安心センターのがれき撤去などハード活動
     (前日にハード活動した方は、仮設での料理交流) 
15:00 大槌町・釜石市被災地見学・買い物等
17:00 釜石仮設店舗にて夕食・交流会
20:00 花巻とうわボランティアの家にて宿泊・温泉有
3月11日(月) 
 3:30 起床 福島・栃木県へ出発(道中SAPAにて朝食)
 8:30 福島県・栃木県「一般社団法人グリーンオイルプロジェクト」見学
      (民間稲作研究所代表 稲葉光國さんより原発災害からの農業復興のお話)
10:00 関西へ出発(道中SAPAにて昼食)
17:00 阪急西宮北口駅到着(新開地・三宮等へは寄りません!)
23:00 JR小倉駅到着
  深夜  八女市内の参加者自宅までお送り


集合(解散)場所
八女市内=ご自宅まで送迎いたします。時間・場所はご相談ください
北九州小倉駅=南側駅前ロータリー付近
神戸市NGO事務所=新開地駅西口1番出口より徒歩5分 兵庫区中道通2-1-10
その他、道中可能な限り対応いたします。ご相談ください。
集合(解散)時間
それぞれ出発時間の10分前に集合。解散時間は目安です。
道路事情により遅れることは多々ありますので、その時は個別に連絡いたします
持ち物
2泊分の用意、雨具、汚れてもいい服、防寒具(できる限り荷物は少なめでお願いします)
参加費
八女・小倉駅より出発→22000円 神戸三宮駅より出発→16000円
参加費には、移動交通費・炊き出し経費・視察謝礼費が含まれています。
(食費・施設見学費・買い物代・温泉代等は含まれておりません。)
宿泊
いわてゆいっこ花巻主体のとうわボランティアの家をお借りします。無料です、感謝。
(寝具や水道、電気は完備されています)
割引
障がい者・水害等被災者割引→5割引 学生・低所得者割引→2割引(それぞれ自己申告)
エコ割→持続可能な食・エネルギー・地域作りを実践している方は、
1案件につき1000円引(参加者同士で活動内容を共有していただきます)
募集人数
18名(先着順)
保険
ボランティア保険は自宅近くの社会福祉協議会での加入をお願いします。    
質問・申込
がんばろう西日本!復興キャラバン事務局 兵庫県神戸市長田区上池田3-10-29 
がんばろう西日本 ←ブログ検索を!
MAIL: anythinggoes311@gmail.com   TEL: 080-1445-0547(尾澤まで)
ボランティアセンターへお伝えするため、以下の内容をお伝えください
氏名、郵便番号、住所、生年月日、電話番号(できるだけ携帯電話)、性別、
ボランティア保険の加入・未加入、障がい者等特別なケアや配慮が必要な方はその内容

活動支援金もよろしくお願いします
郵便振込 
00980-5-209216
銀行振込 ゆうちょ銀行 
〇九九(ゼロキュウキュウ)店 当座 0209216 
名義   不良ボランティアを集める会
会名について、神戸市の復興支援団体「被災地NGO恊働センター」代表村井雅清氏の「不良ボランティアが社会を変える」という言葉から引用しています。私たちとしても、18年前にKOBEに集まった130万人、その大部分の素人ボランティアへの感謝のつもりで使っています。

2013年2月22日金曜日

初代まごころ便エキマニ号、花巻の方々にお世話になってお別れ

初めて岩手に高木悠太と行った時に使った、軽トラックがあります。
手作り感満載の愛情こもった初代まごころ便。
悠太の知り合いの宇都さんという大工さんの軽トラックです。

今回は、その車を神戸に持ち帰るべく、マイルを使って2度目の飛行機での岩手。
やはり飛行機は速すぎて涙がでます。

空港に着いてから、いつも大変お世話になっている「ゆいっ子花巻」の大桐共同代表にお迎えに来ていただいた。
本当にいつもお世話になります、と口で挨拶したら、この後めちゃくちゃお世話(迷惑)をかけてしまうことに。

まず、花巻空港から新花巻駅駐車場にまで連れてもらいました。
バッテリーが落ちていなくて、ケーブルで大桐さんの車とつないで復旧。
これは予想通り。
それで動かそうと思ったら、前に進まない??
どうやらタイヤと地面が凍って張り付いているようす。
JAFが救援に来てくれるまで、大桐さんにとうわボランティアの家に連れてってもらい、筑紫女学園大学の学生たちに夕食をご馳走になった。
その後、再び新花巻駅でJAFの救援作業を見守り、無事動き出した。

この時点で夜9時頃。
遅くまですみません!と大桐さんにお別れし、走ること10分。
何かがおかしい。
バッテリー警告が点灯し始めて、ストップ。

どうやら発電機関係が壊れているもよう。終わったか、、、
再びJAF。

何ととうわボランティアの家の近くの自動車工場の方に来ていただいた。
もう夜中なので、代車を無料で貸していただいた。
またまた大桐さんに連絡し、大桐さんのご自宅で泊まることに。

そして翌朝、再び工場にいくと、車検前ということもあり、また2年使うとなるとかなり高額になると聞き、あえなく廃車を決意。

朝には仙台で悠太と合流して運転し続ける予定だったが、昼の飛行機で神戸に戻ることになった。

工場の方々にはご飯をご馳走になったり、代車を自由に使わせていただいたり、花巻市民の方々に大きなご迷惑をかけた結果、エキマニ号はさよならとなりました。

思い入れはけっこうあったので、最後はありがとう!という気持ちでエキマニにお別れを言いました。

この車に携った方々、本当にご協力ありがとうございました。
行きの飛行機の中の雑誌に北九州特集!焼きうどんを見つける。
花巻には福岡の女子大学生。37便へのメッセージのようだ。

本当にお世話になりました。お疲れ、エキマニ

工場での見積もり中に、代車で念願の賢治記念館に

筑紫女学園大学の学生・教員の方がにもお世話になりました

2013年2月10日日曜日

寺ちゃんreport

どーも、寺ちゃんです。かなり久しぶりにボランティアバスのお手伝いをして釜石と福島県に行ってきました。
 今回は関西外国語大学の学生さんが10人ほど参加してくれて、かなり若いオーラ満載のボラバスだったと思います。外大の学生さんのほかにも、私寺ちゃんの友人O君、カナダからの助っ人Aさん、福祉の仕事をしている20歳の若者、そして今まで何回も参加してくれている方2人も参加して頂き、みなさん活躍してくれました。
 釜石の仮設ではいつものように炊き出し(今回はたこ焼き)をしてきました。かなり多くの住民の方がたこ焼きを食べに来てくれてよかったです。今まで何回か炊き出しをしていますが、今回はいつもり比較的多くの人がたこ焼きを焼いている集会所まで来てくれたような気がします。気のせいでしょうか?たこ焼きという手軽にできるもので仮設に住んでいる方が外に出てきてくれて、住民同士お互いに交流してもらえるような機会になってもらえれば幸いです。

 また、今回は帰りに福島県に寄って原発事故の被害を受けている方のお話も聞いてきました。私自信、実際に被害を受けている方のお話を聞くのは初めてのことで、いろいろ考えさせられることがあり、勉強になりました。原発に関しては、人それぞれいろいろな考え方があると思います。それでいいと思います。しかし、やはり実際に現地の人の話を聞いてみるということは大事なことだなと思いました。

 このように、いろいろと楽しく、勉強にもなった4日間でした。また、時間を見つけて参加したいと思います。
日本語なしでも人気者アンドレ君

仮設店舗でも怪しいアンドレ君

福島でのお話を聞く
びわこ成蹊スポーツ大学学生のぶっさんのご紹介で二本松へ!ありがとう!


2013年2月9日土曜日

JKSA、やはりいいやつら

神戸で3人、大阪で9人、京都で3人。
総勢15名で岩手に到着。

夜通し運転の後、遠野を走行中、対向車線の車がスリップ。
その後2台もスリップしている車両を見つけた。

これはやばいと、超低速で仮設住宅に向かった。
着いたのは11時前。

JKSAのみんなはたこ焼きをしたり、ビンゴゲームをしたりと、大忙しい。
ゆっくりする時間がとれず、子ども達と遊んだりする時間が少なかった。
こちらの時間配分ミスもあり、申し訳なかったです。

でも限られた時間の中で、精一杯活動をしたようす。
ビンゴゲームも大盛り上がり。
早くビンゴした順に、好きな日用品や食料品を選べるというゲーム。
尾澤が景品として選んだ地中海カレーは、最後まで残った。

数時間後には和気あいあいと住民の方の中に溶け込んでいた。
JKSAのみんな、いいやつらだ。

尾澤と寺井は、長時間&雪気疲れ運転の疲れを癒すため、栗橋地域のラーメンとJKSAのたこ焼き食べながらゆっくりできました。

そのあとは、陸前高田を訪れ、遠野のジンギスカンを食べ、花巻東和で温泉。

最後はゆいっこ花巻のとうわボランティアの家でゆっくり就寝。

とはならず、龍谷大学の学生がいっぱい来てて、大交流会に。
みなさん、酒は飲んでも飲まれないようにしましょう。
まごころ便の唯一の弱点でしょうか、、、

早速子どもらと走りまわるJKSA

たこ焼きとビンゴゲームを始めるJKSA

2013年2月8日金曜日

36便出発!with Canadian

36便のテーマは、
寄り添い・つながりは国境を越える、超えてなんぼや!
です。

メインは関西外大のJKSAメンバー。
夏に続いてもういちど同じ仮設に行きたいという気持ちを聞いて、真冬の2月に出す決意をしました。
大阪のたこ焼きを持っていきたいというのも彼らのアイデア。
これだけ気持ちがある学生たちと一緒となると、本当にこちらは何もしなくてもいいのでうれしいです。

また、ひょんなつながりから、日本語皆無のカナダ人が乗車することに。
前日に尾澤家で泊まり、結構深く語った。
3・11以降は一切英語に触れていなかったが、重い想いは伝わると信じてがんばった。
でも不良ボランティアや、災害ボランティアそのものを伝えるのには大変苦労した。

しかし、出発時に口はさほど重要じゃないことを実感。
三宮で見送りに来た人たちと会った時、
「お前はただのドライバーじゃないんだな!?」
とアンドレ君は驚いて感心してくれた。

昨夜の力説はどこへやら、、、
4日間のコミュニケーションに少々心配しながらも、いいスタートを切れました。
手作り弁当、ケーキ、食糧、バス待機場所確保。
いつもうれしい差し入れありがとうございます!


2013年2月3日日曜日

CODE海外災害援助市民センター10周年

阪神淡路大震災が起きた時、KOBEは世界70カ国余りの国々から支援を受けたという。

その時の「困った時はお互い様」という気持ちから、神戸の市民が立ち上がり、
「NPO法人CODE海外災害援助市民センター」
という団体ができた。

すでに51回の海外での救援活動を行い、「最後のひとりまで」の理念を、国境を越えて発信し続けている。

2月2日に10周年イベントがあり、そこにシンポジウムのパネリストとして来日されたのは

紛争の続くアフガニスタン
2008年中国四川地震
2010年ハイチ地震

の3カ国の被災者や現地NGOスタッフ。

イベント後、彼らと東日本大震災の被災地を巡る視察ツアーに、ドライバーとして参加しました。

まごころ便へのご支援でいただいた能力が、思わぬところで、うれしい副業となりました。

彼らが皆そろって口にしていたのは、

「日本と外国とでは状況が違う。
それでも、大切なものを失った気持ちはまったく一緒です。」

寄り添いは国境を越える。
36便への励ましになりました。

浜を元気に!七ヶ浜町復興支援ボランティアセンター


SVA気仙沼事務所



日本の歓迎はいかが?!
スリップ車を3台見ましたが、無事に安全運転できた。一緒に労っていただいた。



釜石の仮設で自治会長さんよりお話を聞く
大槌町仮設

吉里吉里でのまけないぞう作り



2013年2月2日土曜日

一年ぶりの小野工業高校

一年前の3月、27便で参加してくれた小野工業高校の学生たちが、謝恩会に呼んでくれた。
寺井・尾澤の見るからに教育現場にはふさわしくない日本男児が参加しました。

あれから一年。

参加してくれた7名の学生は卒業。

岩手で活動した内容やそれからのつながりを発表してくれた。

さらにはランチ!!
これがすごかった。

感動しっぱなしで、ひたすら食べてました。

ごちそうさま。
ありがとう。
卒業おめでとう。
がんばってね。

女子高生に囲まれて、この4つくらいしか言えませんでした。
伝わったかな、、、