2015年3月31日火曜日

シェアリングのお嫁行き

シェアリングでお世話になった方々にはすでにご連絡いたしましたが、今年度でシェアリング活動は取りやめになりました。
これまで、道具や時間や経験やお金や技術や想いなど、「いろいろシェアできる」ということを軸に活動してきましたが、今回の自動車企画は、手に余ることをシェアしてしまいました。
手に余っていることは自身の自信のなさにも表れ、結局出動は5回。
回数はともかく、せめてメッセージだけでも伝えるべきと思っていましたが、広報活動もほとんどできませんでした。

シェアリングや代替・リサイクル・再生可能エネルギーなどに注目することは、福島原発事故からの復興の一つの道しるべにはなるかなと動き始めましたが、このあたりはもう少し、じっくり土と向き合う等しながら考えていきたいと思います。
フライングスタートしてしまい、反省しています。

この問題意識のとりあえずの回答と、ご支援いただいた方々の想いの引継ぎについてですが、

乗合、シェア=当初から念頭にあった、まごころ福島便として、県外避難者されている方を中心に、お声掛けをし続けられるような活動を続けたいと思います。

エネルギー・車両=映画監督の東条雅之君の「祝福(いのり)の海」上映キャラバンの話や監督自身のこれからの暮らしを聞く機会があり、シェアリングカーを譲り渡すことになりました。彼の映画を少しでも後押しできれば、この車も喜ぶと思いました。映画はほぼ完成したみたいです。応援したいと思います。
個人的には、とりあえず、くらしを見つめ、いのちを大切にすること、などから始めたいと思います。能勢での暮らしもまだ第一歩。

ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
まごころ便シェアリングの想いは、上記のような活動に少しずつシフトしていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。