2020年7月28日火曜日

コロナの影響

全国大雨ばかりの梅雨でした。

暮らし方が根本から問われているのかもしれません。

①昨年お世話になった岩手県釜石市の鵜住居町の方より、今年のお祭りは中止となったと連絡がありました。他地域の水害が大変だと思いますと、心配されていました。コロナが落ち着いたときにまた行けたらと思います。


②その水害の支援活動ニュースが来ました。お米かお米代のご支援をぜひともよろしくお願いいたします!

この度の豪雨水害の被災地に19日から24日まで滞在しました。五月雨式になりますが発信したいと思います。
災害発生から3週間が経ち、人吉市内に関しては、メイン道路はようやく道路の状態も平常通りになりつつあったが、一歩路地に入ると、山積みになっていた電化製品やタンス、家財道具がまだ回収されていないところもあり終わりの見えない泥かき作業が延々と続くようです。23日未明から24日にかけての大雨で、片付けた住まいの中に水が入り、「またか!」という状態です。長らく孤立していた球磨村の集落(神瀬、渡、一勝地、球泉洞、大瀬など)も、住民をはじめとした通行許可証があれば、219号(人吉―八代)線も通行可能となったところですが、おそらくここもこの雨で再び通行止めになったでしょう。芦北町の白石地区は未だに孤立し、親戚・家族の方々は県道27号線沿いに車を止め、徒歩で必要な物資を運んでいるようです。添付にあるように神瀬の写真は、この雨で再び浸水した状況です。

 球磨村の災害対策本部も元の庁舎に戻り、渡地区にあった総合運動公園は物資の集積場と罹災証明の受付などの業務に絞っています。球磨村の村長さんにお会いすることが出来、災害救助法の徹底活用や仮設住宅の応用についても制度が変わっていることなどをお伝えし、村を後にしました。村長さんもかなりお疲れの様子で、懇談中もずっと目を瞬いていたのが気になりました。
 これまでも被害の惨状はお伝えしましたが、住まいのほとんどは2階の天井を突き破るように水が上がってきたという全壊状態で、新築再建は難しい状況のようです。
 同村としては県内で初めて、移動式の木造仮設住宅を設置します。第1弾は2DKが20戸で4LDKが13戸建設され8月上旬から入居できる見込みだそうです。まずは全壊か大規模半壊以上で要支援者と同居する世帯を優先するようです。しかし、とにかく避難所生活も限界を超えており、変則的にでも(一時しのぎになっても)みなし仮設住宅や空き家住宅をあっせんするべきだと思います。ただこの場合も、機械的に住民を移動させるのではなく、是非住民の心境に寄り添う形で、移動のお手伝いをして欲しいと願うばかりです。

 もう3週間が経過し、対策本部はじめ寺や神社、保育園や商店、個人宅など至る所に救援物資の集積場所が出来ています。少しでもお手伝いが出来ないかと言う思いで、自発的にされています。何処も、タオルやマスクなどは大体充足していますが、在宅避難をされている被災者からは「お米が欲しいのですが・・・・」という声が少なくないのです。おそらく在宅避難者までは、公的に配布されるお弁当などが届いていないからです。是非、相変わらずのお願いします。(村井雅清)

<緊急のお願いです。>
*お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村渡集落の被災者に配布させて頂きます。(送り先は、下記の「被災地NGO恊働センター」です。)

*梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めます。併せてお願いします。

【私たちの活動が放送される予定です。】
7月28日(火)16:47~ 読売テレビ「かんさい情報ネットten」 

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

2020年6月19日金曜日

宝来館よりお礼

宝来館より封筒が届きました。
今年の夏に避難路が完成するとのことでしたので、ぜひいつか行ければいいですね。
コロナのこともあるので、お祭りなど今年の動きはまだ不透明な部分もありますが、また現地の状況などわかりましたらご連絡します。

2020年4月3日金曜日

宝来館に避難路の寄付を送金しました!

約2か月の期間、スクラム3117の「宝来館絆の道募金活動」にご協力いただき、ありがとうございました。

目標の50万は遥か遠い夢となりましたが、最低限の目標の5万円をクリアして、
55000円!
を宝来館に送金させていただきました。

コロナの影響で3・11関連イベントなど外に出ての一般向けの活動は軒並み中止となり、実質的にはまごころ便のみなさんのご寄付だけとなりました。
絆の道の動画再生やチラシの準備もしていましたが、こればっかりは仕方ありません。
けんけら炭活動の「けんけらグリル」や野菜対面販売なども中止しています。

それでも大口のご寄付が多く、本当にうれしかったです。

そして銘板について、宝来館から
「団体名はすべて銘板に記載させていただきます。」
とのお言葉をいただきました。

避難路の設置が安全に完了することを願います。

秋ごろになるか、ぜひまた釜石に足を運び、念願の宝来館宿泊を叶えましょう!

今後ともよろしくお願いします。


2020年1月26日日曜日

「目指せ、3月末までに50万円!釜石宝来館避難道応援プロジェクト」

「目指せ、3月末までに50万円!釜石宝来館避難道応援プロジェクト」
✳︎宝来館に連絡したところ、3月末まで直接受け付けてくれることになりました!
プロジェクト詳細
まごころ便では、釜石を訪れる度に立ち止まっていた場所があります。
鵜住居町根浜海岸にある「宝来館」、、、前。
いつも指をくわえるだけで未だ宿泊の願いは叶っていませんが、復旧が一区切りしたら必ずここに泊まるツアーを組みたいなと思っていました。
ここの女将は宿泊者だけでなく地域の津波防災のために「避難道」を作ろうと頑張っています。
クラウドファンディングにその詳細が書かれています。
「絆の道、海と山の災害に負けない避難道を」

ここは関西からもがっちりスクラムを組んで応援したいところ。
そこでスクラム3117では募金活動を始めます。
今回のクラウドファンディングは、5万円以上の支援のリターンとして
避難道近くの支援者銘板に名前が挙がるみたいです。
ひとりで5万円は難しくても、みんなで5万円なら、小さい気持ちを集めれば行けるかも!?
ということで、宝来館女将の講演会開催を目指して、ぜひ一緒に募金を盛り上げませんか?

スクラム3117では実際に募金箱を置いて呼びかけを行います。
また、不良ボランティアを集める会の郵便振込もOKです。
その場合、備考メッセージ欄またはご依頼人名の頭に「キズナ」とご記載ください。

さらに募金総額が10万円以上いけば、宝来館の宿泊券が2名様分がもらえます。
この場合、次回まごころ便で宝来館を利用する場合の寄付として、その時の参加者の皆のご負担を減らす方向で使おうと思います。
その他、命を守るホイッスルなどのリターンもまごころ便の備品として使用させていただきます。

さらにさらに、
50万円以上を超えれば、宝来館の女将を講演講師として関西に呼べます!!
ここが本命!
女将を呼んで、神戸で「減災とボランティア講演会」を開きましょう!!

ぜひともご協力よろしくお願いいたします!

もちろん5000円から個人の名前で応援することも可能ですので、ぜひ一度絆の道、海と山の災害に負けない避難道に目を通してみてください!

なお、日々の募金状況のお知らせとして、スクラム3117ページの上部に、個別の振込金額だけ羅列したリストを載せていきます。

ご支援ご協力、よろしくお願いいたします!

2月19日寺子屋中止

2月19日の神戸での寺子屋、釜石の方のお話は、諸般の事情により日程変更になったとの連絡が主催者よりありました。また確定の連絡ありましたら、共有させていただきます。

2020年1月17日金曜日

51便感謝&今後②

まごころ便の今後としては、鵜住神社祭の参加、東北でがんばっている方々の所への訪問、そして観光で足を運びたいと思います。
主に9月頃の運行になると思います。
これまでのご縁を大切にしていければ幸いです。

宿泊は さすがにそろそろ 宝来館
寝袋1畳 零下惜しむも

もちろん、どの復旧復興段階でも、災害ボランティア活動は多種多様。
想いのある方にとって、いつでもどこでも、必ず何かできることはあると信じています。
自由意志を尊重した便であることには変わりはありません。
面白いアイデアや企画があればぜひぜひお知らせください。
また災害ボランティアはこれから初めて!という方も大歓迎です。


さらには、釜石の魅力発信、1・17や3・11の教訓を伝える場、今後多発しうる災害への対応を、地元関西で考えるきっかけとなる場を、本当に一部分ですが継続して作っていきたいと思います。

名付けて「スクラム3117」!

減災サイクルという考え方があります。
「応急対応→復旧復興→予防減災→もうひとつの社会」

「スクラム3117」は、1・17と3・11を無駄にしないためにも、予防減災・もうひとつの社会に向けた場にしていきたいと思います。

3・11前より代表個人が見つめ続けてきた農林業は、日本の伝統や文化に根差したもので、予防減災・持続可能な社会に大きく寄与する分野だと思っています。
食やエネルギー、森づくりや地域づくり、伝統や文化に想いを寄せれる場を地元で作る。
これが僕なりの次の3・11に向けての災害ボランティアです。
災害は自然現象ですが、もはや暮らしと切っても切り離せないのが「減災」なのだと思います。

これまで学んできた農林業と自分の暮らしの活動の中に、「スクラム3117」を取り入れていきたいと思いますので、このベースとなる私たちの暮らしの応援をぜひともよろしくお願いいたします。
農暮らしと炭暮らしがメインの活動ですが、ぜひ仲間になってください。

能勢春秋~農「日天月天」&林「けんけらクラブ」~

また「スクラム3117」の詳細は、本ブログにも新たなページタグを作成して記載します。

本ブログ「スクラム3117」ページ

けんけら炭の魅力発信をする場の中で、復興釜石新聞や福島民報も読めるようにし、釜石の名酒や海産物も並べる機会を作ろうと思います。
被災地NGO恊働センター「おたがいさまバス」の募金集めもしていきたいと思います。
また、災害ボランティア情報や支援プロジェクトの情報発信、募金活動もできればと思います。

場所は平和を目指す大阪東淀川区の
「アジア図書館アジアサロン」
をメインフィールドとします。

そして最初の取り組みは、、、

「釜石宝来館 絆の道 50万円応援プロジェクト」

詳細はスクラム3117ページへ!

長々と書きましたが、今後ともよろしくお願いいたします!!

2020年1月17日 
不良ボランティアを集める会
代表 尾澤 良平

51便感謝&今後①

51便にご乗車になった方、ご支援いただいた方々、ありがとうございました。
多くの方のご協力のおかげで、無事に活動を終えることができました。

現地で温かく迎えていただいた釜石鵜住居の方々、鵜住神社の関係者の方々。
もち米をたっぷりご準備してくれた能勢の御近所様。
蒸し器を毎年貸していただき、ランチと茶の湯、御寄附で激励してくれた上郡のお母様お嬢様。
バスの手配や準備段階でいろいろとご配慮いただいたサンコーレンタカーの皆さま。
自家用車の持ち出し協力や運転、情報発信、資材の調達、ガス代の御寄附をいただいた、たつの市の事実上の代表様。
宮古や福祉施設とのご縁をつないでいただき、運転も手伝っていただいた、垂水と学園都市の、事実上の代表息子二人のパパママ様。
前泊した上で、歌での寄り添いミニライブを開催したエルヴィス様。
いつも応援していただいて支援金も集めてきてくださる京都の皆様。
甲賀の特産をたくさん準備していただいて参加してくれる、ぐっ様。
お見送りに来ていただいて差し入れや御寄附をわざわざ持ってきていただいた皆様。
いつも多大な御寄附だけを置き、東京で静かに去る兄貴様。
遊び人と自称して、ずっと真面目に傍らにいてくれる加古川の百姓大先輩様
慈しみ深き花巻の方々とのご縁をずっとつないでくださる九州人様。
出発までの空腹を満たしてくれた神様。
出発後の空の財布を満たしてくれた管理人様。

久しぶりに思い思いに書きましたが、ここに書ききれないほどのご協力でまごころ便は成り立っていると思います。

この便をもって、言われなくてもしてきた「もちつき」は最後にしようと思います。
おかげさまで、48便の杵臼作戦を完遂できたので、
あとは現地の方にバトンパスということにしたいと思います。

一区切りの51便で、ありがたくも復興釜石新聞の方に最高のまとめ記事を書いていただいたので、掲載します。
(次投稿に続く)