2012年8月11日土曜日

32便エルヴィス中野'S REPORT


まごころ便に何度かご乗車いただき、名前の通りいつも美声を聞かせていただいているエルヴィス中野(正体は学校の先生です)。
32便にもご乗車いただき、初日のすばらしいレポートをいただいたので、掲載します!
(32便の独自のページには、写真入ですべて掲載しています。このページの写真は代表撮影)



「鵜住居&西日本の交流」第五回のまごころ便は、兵庫県たつの市で切り出した竹と「揖保の糸」12名を乗せ、午後7時半に三宮を出発。その前に新開地「被災地NGO協働センター」での講演「阪神淡路大震災のボランティアと復興、そして東日本大震災」(村井雅清代表)を聞き、持続する活動の意味を考えました。

3名の運転手による安全運転で、午前7時には花巻市の南にある今回の宿泊先、「とうわボランティアの家」に寄り、大鍋などをお借りして釜石でプロパンガスを仕入れ、朝10時に釜石市鵜住居町栗林第4仮設住宅へ到着。

みな素人です。苦労して大竹を割り、流しソーメン装置!を組み立てるのにひと苦労。仮設の方が足りない斧やのこぎりを加えてくれ、気付かなかったサンドペーパーで角取りもし格闘の末、何とか9メートル(3m×3)の立派な仕掛けが12時前に完成しました。(但し3回も崩れてしまった微妙な出来具合いはご愛嬌。)

お椀も小学生の男の子たちが竹を切ってたくさん作りました。

一方、「揖保の糸」を大鍋でゆでるのは専ら仮設のお母さん方が手際よく、絶妙な勘でしていただき、きざんだキュウリやトマトにネギ、ワサビ、ショウガの薬味の用意も万全。写真のとおり大人も子供も「美味しい!美味しい!」の連発で大満足。田畑を渡る涼しい風と深い山の緑に包まれて兵庫の味を堪能していただきました。

各戸に呼びかける時には、尾澤代表が「~山は川も恋人。水害と森に向き合う~」のチラシを用意し、昨年8月の台風9号による豪雨の大きな被害と復興で語られた山の保水力、森や里山が人間にも大切なものであることを考えていただきました。

お腹が満たされた後は、同乗参加の関西外大の大学生グループ(半数以上が在日韓国人3世の気立てのよいスポーツ青年)が子供たちと上手に仲良くなり、サッカーパス、ドッジボール、缶ケリで遊びまわり、豪華賞品付のビンゴ大会が始まりました。

最初から10人くらいはすべて仮設の人たちが「ビンゴ!」。まごころ便のメンバーにたくさんビンゴが出たらという心配は無用の盛り上がりでした。(豪華景品は岩手産米「一目ぼれ」、はちみつ、柚子ジャム、醤油、カップラーメン、韓国で大人気の美肌化粧品、韓国海苔等など)


出発式・神山さん・杉野さん・別府さん、差し入れ&見送りありがとうございます!

竹切りも、地元のおばあちゃんが得意

子供も、支援員さんも、お手伝いいただきました

親子で参加の細谷ファミリー

子どもも一緒にわいわい

ビンゴゲーム!

大学生が子どもに大人気

長田区とご縁のあるボランティアさんと出会う。大槌に住んでいるらしい。すごい。(左の女性)
シンガーピカチュウのお隣が、シンガーエルヴィス中野

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