2011年10月12日水曜日

釜石の仮設へ

今回は初めて活動の2日間ともどのメンバーとも行動せずに1人での行動をしました。
メンバーさんはいつもどうりがれきの除去や仮設の支援等、ボランティアの求人に沿って活動していたのでしょう。
僕は釜石の仮設の事が気になり、釜石をまわりました。
感想を申し上げますと、釜石の仮設はボランティアの支援が他に比べ少ないなと思いました。
岩手県は仮設への移行が100パーセント終了しているようで(こんなきれいな数字になる事が不思議です。)、それと同時に基本的には「自立した」とみなされるようになり、物資の供給などの支援が受けにくくなります(申請すれば可能でしょうけど、皆が同じ境遇だということで申請を控えたり、単純にそれらを利用するツールが無いなど)。隣近所も知らない中で冬を迎えるわけで不安要素が本当に多いです。仮設に移行した現在、細かな支援を行えるのはボランティアやNPOがメインになるのではないでしょうか。
僕が気になっていたことは、そういう支援団体が釜石に入っているのか、ということでした。ボランティアさんが仮設の支援活動をするに際して使わせていただくことがあるのが、仮設に設けられた集会所(1つに地区に1つぐらいあります。ただ無い所もあります。)です。そこの冬の利用状況を釜石のある地区に尋ねたところ、12月から3月までの利用は、月に1回、検診で使う予定があるだけだとのことでした。そして現在もほとんど利用は無いようです。
この状況を見て、今後僕にできることは何かを考えていきたいと思いました。

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