最終日は、福島県二本松市で農業をしていらっしゃる菅野瑞穂さんのお話を聞く機会をいただきました。
晴天に恵まれたこの日、道の駅ふくしま東和で瑞穂さんとお会いした後、まずは地域の取り組みからお話を伺いました。
有機農業を基本とした地域作りのお話から始まり、放射能対策、被災者支援、復興活動など、基本となることをお聞きしました。
放射能測定については、なかなか見る機会もなかったので、参加者の方々も集中して質疑応答等していた様子でした。
そのあと、一緒にバスで移動しながら、実際の風景を眺めながら、二本松のことをアナウンスしていただき、瑞穂さんのホームベースである遊雲の里ファームに到着しました。
そこからは言葉というより、その風景・自然環境に圧倒されたという感じでした。
美しい山並みの中にある田畑。
緑と青の景色。
天気も良かったこともありますが、とても気持ちのよいところなのです、
しかし、忘れてはいけないのは、放射線量。
瑞穂さんは、随時線量計を持ちながら、事実を淡々と伝えてくれました。
それが危険なのか、安全なのか。
半端な説明や態度は示さず、事実に正面から向き合っていました。
その中でできることをしていく、放射能を克服しようとする姿勢を見せていただきました。
関西にいてると、あまり聞くことのない話が多かったと思います。
やはり当事者の話を直接聞かなければわからないことは多いです。
瑞穂さんはこれからも福島や農業を伝える活動をしていきたいということです。
ぜひとも関西からも応援していただければと思います。
美しい景色の中でも、線量計は肌身離さず。 |
採れたてのトマトをたくさんいただきました。 甘くておいしい!! |
一番左が瑞穂さん。さわやかでアグレッシブ。日本の農業の未来です。 |
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