2012年5月8日火曜日

お話させていただきました。ありがとう神大!


「何もできないかもしれないから、何でもできる」 
不良ボランティアバスから見えるもの
~東日本大震災被災地、紀伊半島豪雨水害被災地での活動から~
日 時:2012 年58日(火)18:00~20:00
会 場:神戸大学国際文化学部M202教室
講 師:尾澤 良平さん(不良ボランティアを集める会 代表)
参加費無料、終了後に懇親会あり(懇親会は会費 1,000 円)
ボランティアはおしかけていい
2011 年 3 月 11 日。東日本大震災が起きたとき「自分には何かできないか」「ボランティアに行
きたい!」と多くの人が思いました。しかし当初は「素人ボランティアが押しかけると迷惑にな
る」「現地から要請があるまで、ボランティア活動は自粛を」という声も大きく、被災地に貢献し
たいという人々の気持ちが十分に生かされませんでした。その一方で、被災地の避難所では、人
手不足が続き、毛布がなくて凍え死んだ方もいます。
「ボランティアはおしかけていい」。そう感じた尾澤良平さんは「不良ボランティアを集める会」
を始めました。金の無い若者の尾澤さんが、中古のバスを買い、中型免許を取り、自らハンドル
を握り、素人でも、障害を持った方でも「自分たちが支えられる範囲で、誰でも参加できる」と
いうポリシーで、「不良ボランティアバス」を神戸から岩手県に 27 回走らせました。
何もできないかもしれないから、何でもできる
素人ボランティアは、「~ができる!」という気持ちでいく専門ボランティアよりも、正に「何
ができる分けでもない」からこそ、状況に応じて、きめ細かい被災者のニーズに対応することが
できる可能性があると尾澤さんは言います。「プロ集団や専門ボランティアばかりが叫ばれる風潮
の中で、あえてそのような人を不良ボランティアと呼ぶ」と尾澤さんは言います。「何でもありや
の精神」で型破りの行動で、被災地に貢献するのが「不良ボランティア」です。
今回の講演会では、尾澤さんから、「不良ボランティア」の可能性、東日本大震災被災地の復興
の課題等についてお話しいただきます。
参考:「不良ボランティアを集める会」http://anythinggoes311.blogspot.jp/
主催:生きづらさから考える会 共催:神戸大学学生ボランティア支援室
【お問い合わせ】神戸大学学生ボランティア支援室(藤室)
TEL:078-803-6256 E-mail:svs@port.kobe-u.ac.jp

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