2012年7月12日木曜日

いざ、京丹後へ!

早朝に仲村さんから紹介いただいた、高砂のマイクロバスをとりにいく。
「返却時間とか、あんまりシビアに考えなくていいよ~」
と、ありがたいお言葉を受ける。

そしてまず向かったのは、福知山。
夜のボランティア報告会でゲストスピーカーとして出ていただく、西村裕太君と合流する。
一年振りの再会。
でも、いい意味で変わらない。
この人を呼んで良かった~と会った瞬間思った。

その後、京丹後のアグリセンターへ。
そこには、深田さんと京都府の松本さんともう一人のスタッフの方、そしてばらずし先生がいらっしゃった。
いきなりの若者二人の登場に、驚いたかもしれない。
ばらずしの講習といえば、大体が女性か高齢者らしく、若い男性が来るというのは珍しいらしい。

深田さんが町の会議に出ている間、ばらずし講習が始まった。


わきあいあいと進む講習。楽しかった。
ばらずしは、お祝い事や祭り、人が集まった時に食べる丹後の伝統料理。
先生と京都府のお二人と西村君と僕の5人で、買い物にいく。
ばらずしの特徴といえば、さば!
ここのさば缶はでかい。
お米も西日本で一番うまいらしく、特Aの丹後米。
これでうまくなければ、僕か西村君のせいだ。

丹後にしかないという、bigさば缶を超弱火で照りつける。
あせって焦がしてはダメ。
しかも一時間弱は混ぜなければならない。
そのためか、「手間ごっつぉう」(手間のかかるごちそう)と呼ばれる。
試食してみると、これがまたうまい。
少し南の福知山には、ばらずしの文化がないそうで、西村君もおいしいと言ってた。

途中、FMたんごの宮川局長より取材をうけた。
翌日出発前に放送してくれるとのこと。
これも松本さんのご紹介のおかげ。

その後、西村君と京丹後の美しき海で、下着で泳ぐ。

そしてとうとう本番の報告会。

深田さんのネットワークと新聞記事でけっこう集まってくれた。忙しいところありがとうございます。
深田さんとも合流し、お話開始。
まずは釜石の津波映像と、被災前の陸前高田の様子を写した動画を見ていただく。

その後、まごころ便の説明やボランティアの説明をしようと思ったが、今回のまごころ便で乗る方がいなかったことと、それなりにすでに活動していたり関心が深い方が多かったので、違う話をしたいなと思っていた。

そんな矢先、深田さんともう一人の参加者の中から、
「東日本のボランティアを通して、地元の活動や地域のイベントに足を運ぶようになった」
という意見が出た。

これはおもしろいな!と思い、そこから「地域・公とつながる不良ボランティア」というような話の軸でベラベラと話をさせてもらった。
ちょっとずつ復興とはずれていく。
気づいていたけど、どうしても話したかった内容だったので、一気に話しました。

かなり脱線したので、西村君に災害ボランティアをはじめてした体験談を話してもらい、なんとか軌道修正。
助かりました。

ラストは参加者との意見交換と質疑応答で、二時間はあっという間に終わった。

皆さんが帰る前に、昼間に作ったばらずしを提供。
こちらも、いろいろダメだしをくらい、岩手でのばらずし成功を願って、会は無事終了。

夜は深田さん宅で、焼肉とビールをいただき、お疲れ様!

なんだか、いろいろありすぎましたが、一日楽しく過ごせました。
京丹後、ええとこでした!!

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