2013年3月10日日曜日

八女茶もいかなごもおいしい!

二日目、福岡から参加してくださった方が朝から独自に陸前高田に行った。
もともと「とうわボランティアの家」で、管理人をしながらも沿岸に通うという生活をずっと長期間していた方なので、まったく問題なく個人行動ができるということ。

朝9時前に到着して、ボラセン班2人ががれき撤去清掃などの活動に参加した。
残りは仮設住宅へ。

到着してからまもなく。
雲行きが怪しい。

今回参加してくれた星好きの上好君には天気予報をお願いしていたが、まさか雨・あられまで降ってくるとは。。。

暴風雪警報が出るほどの強い風が吹き荒れる中、取られた対策は以下の写真のようなものです。

けっこうギリギリアウトくらいの対策ですが、何とか乗り越えました。

ここでは子どももたくさん遊びにきて、将来教員を目指したいという学生参加者が本領を発揮。
指示などはほとんどない分、思い切って自分のやりたいこと・できることをしている姿は、とても幸せそうでした。

焼きうどんの先生も、女子大生がもう一人いたので、完全にまかせっきり。
子どもに教えたり、一緒に作ったりと、こちらが生徒になりたい気持ちになった。
素人男だけで焼いた「男焼きうどん」は、ソースを入れすぎて、住民の方は生キャベツを混ぜて食べていた。反省。

その頃バスの車内では大量のいかなごをパックに分ける作業が続いていた。
漁に出させていただいた兵庫区の奥さんはもちろん、神山さんの長田ネットワークでたくさんのいかなごを作ってもらった。
長田のおばちゃんパワーです。
釜石は漁師の町でもあるので、いかなごのくぎ煮は大人気。
杉野さんも炊いてきていて、いろんな味があったりして、話が盛り上がった。

そして八女茶。
住民の方自らお茶を入れてくださった。
「去年水害があって、まだ復興に向けてみんながんばっているんですよ~」
とお伝えしながら、飲んだ。粉茶はみなさんに持ち帰っていただいた。

杉野さんは途中仮設住宅を抜けて、福祉施設で活動をしたようだ。
自分で調整して活動しているので、すごい。

ボラセン班と合流後、大槌の合同追悼式の一般献花。
そして大槌の高台に登り、神山さんの案内で、1・17希望の灯りを見学。
その後、エルヴィス中野縁の赤浜地区の酒店へ。
勝手に通っているが、最後まで手を振って見送っていただけるのがうれしい。

極めつけはやはり海舟。
みなさんそうだが、この日は3回忌の集まりを行った方が多い。
ここの料理長もそう。
この日に店を空けて迎えてくださった。

この二日間、一緒に楽しんでくれた皆さんに本当に感謝です。

これでゆっくり眠るだけ、、、

と思いきや最後にやはりハプニングが起こります。
花巻に帰る道中、暴風雪警報でコンディションは最悪。
高速道路も通行止めになっている。
何と目の前には、スリップしている車両まで、、、
その時、仲村さんが「あの車両、軽自動車やからみんなで行ったら助けられるで!」と叫んだ。
この一言で、みんながスリップした女性のところへ。

すぐに駆けつけ、救出。安全措置や保険手続きなど、できるところまでみんなで手伝った。
警察が来てくれて、怪しいなにわナンバーのバスは岐路に着いた。
結局、温泉の時間は20分足らず。
悪天候のため、翌日は2時出発という超タイトなスケジュールに。
電車が止まって帰られなくなった塚本さんの姿を見るまもなく、ドライバー組みは就寝。
とりあえず無事に到着して良かった、、、


店みたいですが、談話室です

子どもに教える

子どもに教える2

1・17希望の灯りの分灯in大槌町

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